Ｇ大阪は１７日、新スタジアムで新体制会見を行い、長谷川監督が２冠獲りを宣言した。今季は横浜から元ブラジルＵ―２１代表ＦＷアデミウソンと元日本代表 ＭＦ藤本が移籍加入し、関西学生１部リーグで３年連続得点王に輝いた関学大ＦＷ呉屋らが入団。指揮官は「色んなタイプのＦＷがそろった。アジア、Ｊのタイ トルを全員で狙っていきたい」とＪリーグとＡＣＬ優勝へ意気込んだ。

注目はアデミウソンだ。昨季はリーグ３３試合８得点で、終盤は完全に主軸に定着。長谷川監督も「能力が高い」と絶賛する。昨季チームは歴代２位の公式戦 ６０試合を消化。特に日本代表との二足のわらじを履いたＦＷ宇佐美は、ＡＣＬ準決勝・広州恒大（中国）戦やチャンピオンシップで本来の力を発揮できなかっ た。宇佐美の負担軽減という意味でもアデミウソンに掛かる期待は大きい。

１８日からは沖縄キャンプ。「あとは私次第」と長谷川監督が最強の攻撃陣構築に着手していく。