ガンバ大阪は17日、新体制発表会見を実施。会見には監督や新加入選手が出席し、昨年は横浜F・マリノスでプレイしたFWアデミウソンが、新たなクラブでの飛躍を誓っている。

サンパウロの下部組織で育ったアデミウソンは、2015年シーズン、横浜FMに期限付き移籍で加入。世代別ブラジル代表でも活躍するアデミウソンは、開幕 直後こそ日本の環境に適応できず苦しむが、シーズン中盤から徐々に存在感を発揮をする。華麗なテクニックで横浜FMの攻撃を牽引し、シーズン終了後にはク ラブ公式サイトでサポーターが選ぶMVPに選出された。

しかし今年1月、アデミウソンとの契約満了をクラブが発表。同選手は、「オフに入ってから個人的には日本に戻るときのチームはF・マリノスしかないと考え ていました。F・マリノスが私が戻れるように最善を尽くしたことは知っていますが、いろいろなしがらみがありF・マリノスや私だけでどうにかできる問題で はなく、私もF・マリノスもどうしようもありませんでした」とコメントし、クラブ愛を示した。

そのアデミウソンだが、今季はサンパウロからの期限付き移籍でG大阪に加入。同クラブの新体制発表会見に出席したアデミウソンは、G大阪での2016年シーズンの意気込みを語った。

「僕の特徴はこれから僕のプレイをみて皆さんに探してもらえればいいかなと思います」

「今回、ガンバにきて自分の持っている力をきっちり出して、すべての大会で決勝までいってきっちりタイトルを勝ち取れるように頑張りたいと思っています」

すべての大会で優勝を狙うG大阪は18日から沖縄でトレーニングキャンプに励み、2月14日に新スタジアムのこけら落としマッチ、20日にゼロックススーパーカップを戦う。