G大阪丹羽、主審が誤審認めたと証言も本人は否定

<富士ゼロックス・スーパー杯:広島3-1G大阪>◇20日◇日産ス

G大阪のDF丹羽が、微妙な判定に泣かされた。0-1で迎えた後半10分、ペナルティーエリア内で広島MF柏のクロスを顔面でブロック。しかしこれがハンドの判定を受け、広島にPKを与えてしまった。

丹羽の左ほおには、ボールが当たった際にできたとみられる赤い痕があった。これを示し、飯田主審に抗議したが、判定は覆らず。広島FW浅野にPKを決められて点差が2点に広がった。

試合後丹羽は、終了直後にあいさつをした際、飯田主審が誤審を認めたと証言。「(審判も)人間なので。ACLもいろんな笛がある。人としても成長させてもらう機会を得たので、糧にしたい」と話した。

これを受け日本協会審判部は、上川委員長同席の上で、飯田主審に聞き取り調査を行った。同主審は、丹羽からまず「どういう処分になるんですか」と声をかけられたと説明。「それは自分には分からない」と答えたとした。

さらに「ちゃんと映像を確認してくださいね」と言われ「必要があればビデオを確認する」と応じたとしたが、誤審を認めたことは否定した。

リンク元

Share Button