【Jリーグ本紙大予想】宇佐美残留&強力補強でG大阪がV奪還へ

【Jリーグ本紙大予想!:第5回・三浦健太郎記者】G大阪は海外進出の可能性があったエースで日本代表FW宇佐美貴史(23)ら主力選手が全員残留した。 その上で、横浜Mからリオ五輪のブラジル代表候補、FWアデミウソン(22)と元日本代表MF藤本淳吾(31)の実力者2人を獲得。自慢の攻撃陣はパワー アップした。

年間2位の昨季の総得点は56でリーグ5位。トップは昨季優勝の広島で73得点。続くのは年間3位の浦和で69得点と、昨季3強のなかでは、決定力の差が浮き彫りになっていた。今季新加入の2人は課題を克服するための最善策。2年ぶりにV奪還の準備が整ったといえる。

さらに“追い風”もある。新ホームスタジアムとなる市立吹田スタジアムの完成だ。スタンドとピッチの距離は最短7メートル。サポーターの大声援はより身 近となり、大きな後押しを受けられる。同時に敵チームに対しては脅威を与え、心理面ではこれまで以上に優位に試合を進められるはずだ。また選手ロッカーな ど設備も充実し、快適度は大幅にアップ。あとは試合に専念するだけだ。

G大阪に続くのは、鹿島だ。昨季限りで退団したエースの日本代表FW金崎夢生(27)を完全移籍で緊急獲得し、昨季の戦力を維持。昨季途中から指揮を執 る石井正忠監督(49)の戦術が浸透する今季は飛躍のとき。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)に出場しないため、コンディション面では他強豪クラブよ り優位だろう。

ほかにも浦和、FC東京、川崎、広島が優勝争いに絡む展開が予想されるなか、J2優勝で勢いのある大宮をダークホースに指名したい。

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