【横浜戦後の一問一答】G大阪・長谷川監督「最後の1プレーでよく追いついた」 サンケイスポーツ 5月31日(日)1時12分配信

明治安田J1第1ステージ第14節(30日、横浜M1-1G大阪、日産スタ)

――試合を振り返って

「中2日でアウェーの移動もあったことや退場者が出て10人になったことを考えると、最後の1プレーでよく追いついて勝ち点1を持って帰れることをうれ しく思います。前半も入りは悪くなかったけど、PKで先制を許して、ボールを握ってもカウンターを許したりと苦しい場面も多かった。じれずに最後までゴー ルを目指して戦ってくれた結果。首位の浦和が走ってますけど、最後まで諦めず戦っていければ。ペース的には残り5試合で勝ち点1を取れたことは悪くない。 上のチームは走ってますけど、ペースを乱さずにマイペースで戦っていきたいと思います」

――出場停止の今野に代わり負傷明けの明神、パトリックに代えてリンスを先発させた

「明神は練習で調子がよかったし、彼のほうがスムーズにゲームに入れるかなと。終盤までは(体力的に)もたないだろうというのもあり、小椋はクローザー 的に後半に入っていくことも何度かしていたので。リンスは、中2日でパトリックが戦ったことや、横浜の中沢、ファビオを考えたらリンスがいきてくるかな と」

――最終的に崩しきれなかった

「マリノスはもともと守備が強く、今はチーム状態もいい。ナビスコ杯でもメンバーを代えていて、フレッシュなところもあった。こちらはACLのFCソウル戦を戦って、中2日で移動も考えると、そんなに簡単に崩せる相手ではないと思っていた」

――ACLの戦いは負担もあったかもしれないが、8強進出という結果がいい影響をもたらした部分もあったのか

「タフになっていると思います。サイドバック2人も出っぱなしだけど最後までアップダウンを繰り返していた。チームも先制されながら粘り強く最後まで戦 う力がついてきた。JリーグはJリーグで難しさがあるので、切り替えて戦えるかどうかがポイントになるとも思っていた。選手にはACLとは切り替えて、残 り6試合を戦おうと話していました。首位のレッズを考えれば勝ち点3をと思われると思いますが、年間で最後に3位に入ればプレーオフに出られる。ファース トステージを諦めたわけではないですが、最終的に考えればこの勝ち点1は生きてくると思っています」

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