【G大阪】宇佐美流血…大久保に肘もゴールも食らって新本拠5連敗

◆明治安田生命Jリーグ J1第1ステージ第9節 G大阪0-1川崎 (29日・市立吹田サッカースタジアム)

G大阪はFW宇佐美の流血もむなしく、川崎に0―1と敗れ、新本拠地・吹田スタジアムでホーム5連敗を喫した。

前半39分、宇佐美は川崎FW大久保と競り合った際に、相手の肘があごに当たり出血。大久保と“一触即発”となり、周囲に止められるシーンもあったが、試合はその大久保のゴールで敗戦。踏んだり蹴ったりの敗戦となった。

シュート3本も無得点に終わり「(敵の)意表をつくプレーが出ていない。アイデアを出していかないと。それが僕の仕事なので」と宇佐美。前節のア ウェー・福岡戦で途中出場からゴールを決め、2試合ぶりに先発復帰したこの試合。接触の“当事者”大久保が「血がたくさん出ていたし、痛そうだった。(あ ごが)陥没しているんじゃない」と気遣うほどの衝撃をこらえフル出場したが、結果にはつながらなかった。

ホーム5連敗中、わずか2得点という深刻な得点力不足。布陣、選手、芝の長さと様々な手を打っても結果が出ず、長谷川健太監督(50)は「なかなか最 後、決め切ることができないのが悔しくて仕方ない」と嘆いた。“日本で最もサッカーが見やすい”といわれる新スタジアム。皮肉にも試合後に響くG大阪サポーターのブーイングが、恒例と化してきた。

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