宇佐美、涙の胴上げ「またいつか、このクラブで」
<明治安田生命J1:G大阪3-3名古屋>◇第1ステージ最終節◇25日◇吹田S
ドイツ1部アウクスブルクに移籍するG大阪FW宇佐美貴史(24)が、涙でラストゲームを終えた。
試合後のセレモニーで感極まって涙。最後には仲間から胴上げされ、3度宙を舞った。
勝利には結びつかなかったものの、宇佐美は後半9分にFKからDF金正也のゴールをアシストするなど、2得点に絡んだ。
宇佐美は「2度目(の欧州移籍)は粘り強く、地面にはいつくばってでも努力を重ねて、みなさんに助けてもらう必要がないくらいの男になりたい。またいつか、このクラブでやれることを夢見ています。このクラブで引退できたら、そんな幸せなことはない」と語った。
今月中にもドイツ入りする予定。日本代表のエースになるために、2度目の欧州へと旅立つ。