G大阪新人呉屋おまたせ初ゴール「ホッとしている」

<ルヴァン杯:広島1-1G大阪>◇準々決勝第1戦◇8月31日◇Eスタ

G大阪の大卒新人FW呉屋大翔(ごや・ひろと=22)が、公式戦初得点で貴重なアウェーゴールを挙げた。途中出場の後半41分、ドリブル突破から左足で決めた。同点に追い付き、ホームアンドアウェー方式の第2戦につなげた。

前半28分に先制を許した。0-1の苦しい展開で後半21分、呉屋に出番が回ってきた。長谷川監督からお尻をたたかれ「1発いって来い!」と気合を入れら れた。しっかり結果を出し「ホッとしている。でも、まだカップ戦で1点取っただけ。もっとチームを勝たせるようなプレーをしたい」と慢心することはなかっ た。

今季はセカンドチームのJ3G大阪U-23で9試合5得点の活躍。それでも、J1では8試合で無得点だった。先発も2試合チャンスをもらっていた。呉屋 は「正直焦りもあった。こんなに点を取れないのは初めて。結果を出せない苦しい中で、練習中から試合で力を出せるように気を付けていた。やっと結果を残せ たのは大きい」と、安堵(あんど)した表情を見せた。

長谷川監督も「彼らしいゴール。こういうゴールをきっかけに精進して欲しいと思う」。MF倉田は「先発やったり、途中出場やったり、しんどかったと思 う。最初入った時は、ガンバらしいプレーをしようとしていたけど、最近はただただガムシャラにやっていた。アウェーゴールは本当に大きい。呉屋も今日結果 が出て少し楽になると思う」と、後輩の得点を喜んでいた。

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