G大阪 リーグ本拠地最終戦飾る、残る1冠 天皇杯獲得譲れない

◇明治安田生命J1第2S第16節 G大阪3―1新潟(2016年10月29日 吹田S)

G大阪は29日、新潟を3―1で下し、今季リーグ本拠地最終戦を白星で飾った。前半5分にFWアデミウソンの個人技で先制点を奪うと、同点に追いつかれた後半15分には元日本代表MF遠藤がJ1通算100得点目となる勝ち越しPK。さらに後半ロスタイムには大卒新人FW呉屋がリーグ初得点となるダメ押し点を決めた。

試合後にはセレモニーが行われ、主将の遠藤が「一言だけ…元旦、予定を空けておいてください」と本拠地で開催される天皇杯決勝に勝ち進むことを2万6003人のサポーターに約束。長谷川監督も「納得いくような成績を残せていないけど、こっから!天皇杯が残っていますし、一丸で戦っていきます」と残る1冠への執念を燃やした。

チームは最大目標だったアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で1次リーグ敗退。ルヴァン杯も決勝でPK戦の末に浦和の後塵(こうじん)を拝した。リーグタイトルも消滅。DF藤春が「ACLは絶対に出場したい」と話すように、来季ACL出場権を獲得するためにも天皇杯優勝は譲れない。

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