アジアを制したU-19日本代表、堂安律が大会MVPを受賞

バーレーンで開催されていたAFC U-19選手権の決勝が現地時間30日に行われ、U-19日本代表はU-19サウジアラビア代表をPK戦の末に下して大会初優勝を飾った。試合後には、ガンバ大阪所属のMF堂安律が大会最優秀選手(MVP)に選出されている。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。

サウジアラビアとの決勝は、0-0のまま120分間を終えてPK戦にもつれ込む激戦。今大会6試合を全て無失点で戦ってきた日本は、5人全員がPKを成功させて5-3で勝利を収め、悲願のアジア制覇を成し遂げた。

チームの優勝に貢献する活躍でMVPに選出された堂安だが、自身のプレーに満足はしていないようだ。「MVPに名前が呼ばれた時は驚きました。大会を通して、それほど良いパフォーマンスができていたとは思っていませんでしたので」とコメントしている。

「もっとゴールを決め、もっとアシストをしてチームに貢献したいと思っていました」と語る堂安だが、「自分だけで勝ち取った賞ではなく、チーム全体がやってきた仕事の結果だと思います。チームメイトのみんなに感謝しています」と受賞への喜びを表した。過去には1998年大会で小野伸二(現コンサドーレ札幌)も受賞した栄えある賞を手にすることになった。

今大会で準決勝以上に進出したことで、U-19日本代表は来年韓国で開催されるU-20ワールドカップの出場権を獲得した。日本にとって5大会ぶりの出場となる世界大会に向けて、堂安は「楽しみにしています。チームを改善できる部分はたくさんありますので、集中し続けて、良い結果を求めていきたいと思います」と意気込みを述べた。

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