“G大阪の至宝”MF堂安律がAFC U-19選手権MVPに!

AFC U-19選手権バーレーン2016の大会MVPは優勝したU-19日本代表のMF堂安律(G大阪)が獲得した。

堂安は今大会、準決勝を除く5試合に先発出場。勝てば17年U-20W杯の出場が決まるタジキスタンとの準々決勝では前半8分に左足クロスでFW小川航基本の先制点をアシストし、19分には鮮やかな左足のコントロールショットをゴールへ突き刺すなど攻撃の中心選手として活躍した。

決勝ではサウジアラビアDF陣の身体を投げ出すような守備によってドリブル突破を阻まれ、得点をもたらすことができなかったが、それでもPK戦では2人目に登場して得意の左足でしっかりと成功。その突破力と左足によるチャンスメーク、そして献身心的な守備などによってチームをアジア王者へ導いたことが高く評価された形となった。

JFAによると、堂安は「大会MVPに自分が選ばれたことには正直驚きましたが、チームが優勝し、さらにこのような賞を受賞出来たことをとてもうれしく思います」とコメント。そして「この賞は自分一人の力ではとれなかったと思うので、チームメート全員に感謝したいです」とチームメートたちへの感謝を口にしている。

所属するG大阪では高校2年生だった昨年5月のACLで、16歳344日という若さでトップチームデビュー。翌月にはJ1デビューを果たし、今年もJ1などで経験値を高めている。そして昨年、英紙『ガーディアン』が選出した1998年生まれの期待の若手選手50名に日本人でただ一人選ばれている“G大阪の至宝”が、アジアMVPを今後の飛躍への弾みとする。

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