G大阪、新布陣OK!中核・遠藤が先制FK&キーマン・井手口は追加点

新システムOK! J1G大阪は沖縄キャンプ最終日となった24日、沖縄SVと練習試合(30分×4)を行い、合計6-1で勝利した。元日本代表MF遠藤保仁(36)と日本代表MF井手口陽介(20)が入った主力組は、3ボランチを採用した4-3-1-2が機能。2月7日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)本戦に進むためのプレーオフへ、チーム作りが順調に進んでいることを証明した。

タイトル奪還へ、ガンバが上々の滑り出しだ。今季初実戦をフルメンバーによる新システムで行い、中核を担うMF遠藤のFK弾やMF井手口のゴールなどで勝利。充実の沖縄キャンプを打ち上げ、2・7の超速公式戦開幕も問題なしだ。

「ある程度、狙っているところまでいけたかなと。よかったところもあれば、課題もあった。そこはまた来週、しっかり修正していければ」

長谷川監督がうなずいた。元日本代表FW高原が率いる沖縄SVを相手に、4-3-1-2の17年型システムでスタート。前半7分に遠藤が約20メートルのFKを直接決めて先制点。2-1の後半8分には井手口がゴール前でクロスに合わせて追加点と、主力組は30分×2を3-1で終えた。遠藤は「いい部分もたくさんあったし、時間もこなすことができた」と確かな手応えを口にした。

新布陣の3ボランチはアンカー遠藤の前にMF今野、井手口が並ぶ。中央だけでなくサイドのスペースもカバーして豊富な運動量を必要とされるが、井手口は「難しいところもあるけど、監督からも考えすぎないよういわれている」。昨年は初めて日本代表に選出された20歳が、今季のキーマンとなりそうだ。

今季の公式戦初戦は2月7日のACLプレーオフ。残りわずか2週間。かつてない早さの開幕となるが、遠藤は「例年通りですよ。あまりあわてすぎずにやっていきたい」と自然体。新旧代表ボランチが融合して、開幕ダッシュを飾る。

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