G大阪 またも開幕戦勝てず…今野が終了間際に起死回生の同点弾

「明治安田生命J1、G大阪1-1甲府」(26日、吹田スタジアム)

3季ぶりの優勝を目指す昨季4位のG大阪は、ホームで昨季14位の甲府と1-1で引き分けた。1点を追う試合終了間際、MF今野泰幸(34)が押し込んで追い付いた。

G大阪はまたも開幕戦を勝利で飾ることはできなかった。昨季14位の甲府に先制を許して迎えた後半46分、遠藤のFKから今野が同点ヘッド。起死回生の一発で何とか勝ち点1を拾ったが「いいボールが来てフリーだったので」と振り返る今野の表情はさえない。

開幕戦は11年に勝利して以降、J2時代も含め2分け4敗と6年連続未勝利。ボール支配率で上回り、16本のシュートを浴びせたが1点止まり。22日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)敵地アデレード戦から中3日と疲労は明らかだった。チーム総走行距離、スプリント数で相手を下回った数字が“走り負け”を物語った。

休む間もなく3月1日には中2日で本拠地でACL済州戦を控えるなど過密日程は続く。チーム浮上には18歳堂安らベンチメンバーの奮起が不可欠となる。

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