G大阪・パトリック 順調回復で早期復帰目指す「再び家に帰ってきた感じ」

選手登録のために来日したG大阪FWパトリック(29)が28日、吹田市内のクラブハウスで取材に応じた。

2016年10月13日の練習中に右前十字じん帯損傷及び右外側半月板損傷で全治8カ月の大ケガ。その後は半年間、契約延長した上で選手登録を外れ、母国ブラジルでリハビリをしていた。だがG大阪は新たなFWの補強が上手くいかず、順調に回復するパトリックの選手登録を再考。25日に来日していた。現在は午前と午後の2部練習を敢行し、早期の復帰を目指している。

「再び家に帰ってきた感じだね。ガンバからは3週間ほど前に打診があって、話をもらった時は嬉しかったよ。一番大事にしているクラブ。このクラブでタイトルを多く獲得してきた。常に帰ってきたい思いがあったから、激しいリハビリも耐えられたよ。前にいた時よりも良くなって帰ってくる」

長谷川監督は6月中の戦列復帰を示唆している。だが、パトリックは「それよりも前に…と思っている。取り敢えず1カ月後にどんな状況になっているかだが。今は少し筋力が落ちていて体重もベストから3キロ減。でも、それくらいなら2週間くらいで戻るよ」と意気込む。

離日前よりも髪型も髭もワイルドな風貌になったことには「自分を変えたかったんだ。さらに良くなって、別の選手になって帰ってくるという気持ちだ。またピッチに立ったときには“違う選手がいる”と言われるようなプレーをしたい」とニヤリ。“シン・パトリック”がJを席巻すれば、昨年無冠に終わったG大阪の覇権奪回は近づく。

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